もめんタルデイサービス「湿布がまっすぐ貼れません」

ナースを怖がるナースによる、看護職と介護職に向けた情報発信(と雑記)

ハロー地域看護、グッバイ病棟!

こんにちは。

社会人から看護師に転職し、4年目現在デイサービスに落ち着いたみそなすといいます。

病院を離れて思うのは「医師のいない状況で看護師が起こせるアクションの参考書が意外に少ない」ということです。

 

患者さんが発熱したらアセスメント→必要時解熱剤の投与→主治医に報告、で済んでましたが地域だとそうもいかず、医師に繋がるまでの対処を自分で行わないといけない。

場合によっちゃ医師に繋ぐかどうかも自分で考えないといけない。

様子見でいいだろうと思うことと、実際に利用者さんや家族さんに「様子をみましょう」と発言することは重みが違うなあと日々実感しています。

 

そんななので同じ環境のひとがどんな看護をしているのか、ブログを続けながら情報収集をしていこうと思います。

わたしが勉強してわかったこともここに載せていけたら。

色々方法を試しながら続けていけます。考えながら走るスタイル。

 

以下、経歴。

看護師を目指したきっかけ

姉が知的障害を生まれながらにもっていて、生活のほぼすべてに介助が必要な状態だったため小さいころから姉ありきの生活だったことが大きなきっかけでした。

「お姉ちゃんみたいな人の役に立ちたい」という崇高な志もそれなりの割合ありますが、どちらかと言えば小さいころ生活を制限された自分みたいな人の役に立ちたいと思ったことが大きいです。

 

きょうだいじは意識しながら、ときに無意識に自分の意思や行動に制限をかけていることが多いので、自分が看護師になってそういう現状に何かアクションを起こせるんじゃないかと思いました。

そのときは企業の事務員だったからそのときに比べると何歩かは前進できてるかな。

 

あとは単純に、もっと稼ぎたいなーと考えたとき最も現実的にな道だったのが看護師になるというのもあります。

公務員試験とか公認会計士とかほかにもいろいろ考えたけど、合格率がえっぐい。

合格率5%とか。消費税?

 

看護学生時代

座学でA評価を取りながら実習ではC評価を連発する社会人学生でした。

実習の評価をするのは教員と実地指導者だからねぇ。

社会人時代からお局や職場のキーマンに取り入るのがへたくそだったもんで、評価受けしなかったんだと思います。

記録も患者さんへの関りもほどほどにしていたのも大きいかも。

 

でも、座学は点をとる頭でっかちな社会人学生に対する指導側からの暗い感情も入ってたんじゃないかな。

今となっちゃわかんないけど、あの業界ならその可能性もあり得る。

くわばらくわばら・・・

 

病棟時代

だめだめな新人で肝もちっちゃかったのでBBA先輩からよく怒られてました。

分からないことを聞くと「そんなことも知らないの!?」って怒られるし、聞かなかったら聞かなかったで「なんで聞かないの?!」ってやっぱり怒られる。

おかげですっかり聞く=怒られる、と体が覚えてしまいました。

 

病棟を離れた今は職場に看護師がほぼいないのでわからないことも普通に聞けています。ノーストレス。

書けば書くほど黒い感情があふれ出てくるのでこの辺にします。

 

基礎技術やアセスメントの仕方を学ばせてくれたのも病棟なので病棟スタートで良かったことも多いですが、一番しんどいと感じたのも病棟でした。

魑魅魍魎が多数いる魔窟だよ、病棟は。

今となっちゃ怒られたあんなこんなもネタにできるからいいんだけどね!

 

訪問看護に関わった数か月

病棟経験3年で退職し、4年目の春から訪問看護の世界に飛び込みました。

当時の所長いわく「病棟経験は少ないけど訪問に興味をもってくれたことが嬉しかった。その熱意に期待した。」ことが採用の決め手だそうです。

 

看護になったきっかけも詰まる所は地域看護・家族看護がやりたいなのでぴったりの分野だと思って飛び込んだのですが・・・

看護師がいっぱいいる職場は自分には合わないなぁと実感したため数か月で退職に至りました。

 

訪問看護師に求めるものが「話し相手」という利用者さんも多いので、雑談が苦にならないひとは向いていると思います。

無口な自分には向いてませんでした。

現在:デイサービス看護師

流れ流れてたどり着いたのが今のデイサービスです。

 

時給は訪問看護や施設勤務にくらべて安いのですが、看護師は自分だけという環境でノビノビ毎日勤務できているのがありがたい。

職場にはもう一人看護師の先輩がいますがほぼ顔を合わせることがない。会ってもとっても穏やかな人なのでノンストレス。

非常に恵まれた労働環境だと感じています。

 

出勤のときお腹が痛くならないって素晴らしいよ。

 

看護に必要な手技はほぼ必要ないし、医療行為は投薬処置くらいなので退屈と感じる人もいるのがデイサービスや通所施設の看護とは思います。

 

でも、利用者さんのちょっとした体調不良や外傷から考え得る異常をアセスメントして家族やケアマネに繋いでいく作業はやりがいあります。

フィジカルアセスメントが好きなひとには向いている職種だと思いますよ。

 

訪問看護がこの数年で注目を浴びてきているので、デイサービスももっと存在感が増したらいいなと感じるこのごろです。

残業もほぼないし、いいっすよ!

お姉さんどう、ちょっと寄ってかない!?

 

まとめ

マイペースにやっていきます。更新頻度は不明ですが備忘録程度に続けられたらな。

よろしくおねがいします。